広中和歌子Fax通信 第52号 (2004年8月3日)


"参議院選挙は猛暑との戦い。無事に乗り切り、百万票を越える票をいただきました。
御支援に心から感謝申し上げます。"
   


《戦い終わって》

参議院選挙が終わって早や三週間、翌日から御支援いただいた方々への挨拶回りに明け暮れている。

118万7663票、自分でも予想だにしなかった多くの票をいただいての当選である。この勝利は支えてくださった千葉県連、総支部の各級議員とその秘書の方々、連合をはじめ多くの支持団体のおかげである。千葉在住の有権者の約4人に1人、そして投票に行った方の2人に1人が私の名前を書いて下さったことになる。

選挙中、政権交代で日本を変えよう!今回の参議院選挙は政権交代を実現するための大きなステップになる、と私は千葉県民に訴えた。そして結果は民主党が改選議席38から50議席に躍進した。比例代表では2,113万票強を獲得し、自民党に434万票もの差をつけ、昨年の総選挙に続いて再び第一党となった。このすばらしい成果を次の衆議院選挙にどうつなげていけるか、それが今後の民主党の課題である。

民主党千葉としても今回の選挙を踏まえ、13ある総支部それぞれに次のジャンプに向けての活動をすでに始めている。早速開催された民主党衆参両院総会でも、選挙後の臨時国会に、今回の選挙で争点となった年金法の廃止法案提出を決めた。今後の年金法のあり方についての充分な審議と新たな制度確立が必要だという国民の声は、今回の選挙で明らかになったにもかかわらず、今国会は週末をはさんでのたったの八日間、本格的な審議は秋の臨時国会まで待たねばならない。実に残念だ。

今後民主党が国政で対応しなければならない課題は実に多い。少子高齢社会を見据えた経済、福祉、教育など様々な分野での政策対応、新たな制度設計が必要である。これまでの経験、知識、知恵を活かし、意欲新たに、次の6年間に挑戦したいと思う。

早速、所属委員会の提出を求められた。希望どおり常任委員会は文教科学委員会、そして秋の臨時国会で設立される国民生活調査会への所属が内定している。


《社会保険大学校など視察》


今回の選挙を通じ、昨年秋の総選挙で当選を果たした千葉県選出の衆議院議員と親しく政策について話す機会を持つようになった。早速、千葉1区の田嶋要議員に誘われ、4区の野田佳彦議員などと、集められた年金の使われ方についてマスコミ等で大きな話題となっている千葉県白井市にある社会保険大学校や、千葉市の有料老人ホーム厚生年金サンテール千葉などを視察した。社会保険大学校の前身は第二次大戦中、年金制度のスタートと共に「社会保険講習会」として始まり、戦後昭和24年からは「社会保険研修所」として再開、10年前に現在の場所に移設された。社会保険庁の職員17,000人に実務を教える役割を担っている。こうした公務員のための研修機関として、他に税務大学校と自治大学校があるという。

社会保険大学校には研修施設以外に300の宿泊室、それに体育館、テニスコート、ゴルフの練習場がある。批判の的になっているゴルフ練習場は家庭用に毛が生えた大きさ。現在はネットを外してベンチを置き、小さな憩いの場になっていた。社会保険の保険料でこうした施設を作ることの是非は国会でも今後大いに議論されなければならないが、厳しい世論を受けて体育館やテニスコートは地元住民に開放するということだ。新任の大学校長はこれらのスポーツ施設が原因で、大学校の役割そのものが否定されることは残念だと言っていたが、それにしても実務の研修に泊り込みで最長三ヶ月間とは驚いた。それだけ複雑な年金制度であるのなら、今後抜本改革に取り組む意義は大いにあると思う。

有料老人ホーム、サンテール千葉は社会保険の財源で建てられた"豪華"施設。それが一部の人たちに安価  (40uの個室で2,600万円)に提供されていることで問題になっていた。海外の高齢者ホームを度々見てきた私としては、このレベルの施設が更に安く手軽に、多くの人々に提供されるような福祉国家日本を創りたいという思いである。