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"数の力の前に無力感を感じつつ、政権交代でしか日本は変わらないと訴えています。"
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《国会最終日を迎えて》
6月5日未明、年金法案が参議院で強行採決された。運用面でも、執行の点でも、制度上も問題の多い現行制度はそのままに、国民の負担を増やし、給付を減らしていく政府提出の法案に対し、私達民主党参議院は絶対反対を訴えてきた。しかし、数の力の前には無力だった。法案を時間切れによって廃案に追い込むため、次々と問責決議を提出し、その提案理由の説明と賛成討論のため、フィルバスター(長時間演説)を行ったり、採決には牛歩も試みた。そして倉田寛之参議院議長に対する問責の際には、代わって議長席に着いた本岡昭次副議長が散会を宣言することによって、金曜日午後
から翌土曜明け方まで続いた審議続行にストップをかけた。しかし、倉田議長は再度議長席に座り、本岡副議長の閉会宣言を無効とし、その後、再開された議場で、年金改革法案はついに参議院でも可決された。
「国民の7割の人が反対しているこの年金法案、多少の物理的抵抗を試みても私達民主党は廃案に追い込むため、全力を尽します。むりやり通されてしまった暁には、どうか7月11日の参議院選挙で皆さんの失望、怒りの意思表示をして下さい」と私は朝に夕に駅頭などで市民の皆さんに訴えてきた。そして、ついにその時が来月に迫っている。国会終盤を迎え、年金法案以外にも重要法案が次々と委員会で審議され、本会議で可決されていく。小泉総理が声高らかに掲げる構造改革の目玉として提案された道路公団民営化関連法案もその一つ。「無駄な道路は造らない」「抵抗勢力とは徹底的に戦う」と威勢の良い形容詞で飾られた小泉総理の言葉とは裏腹に、結果は抵抗勢力に骨抜きにされ、つぎはぎだらけに変質したものになってしまった。
今回の民営化によって通行料金のあり方もプール制の問題も何ら抜本的に変わることがない。世界一高い通行料金は続き、全国プール制と事業費のコスト高もそのまま続く見通しだ。
民主党が昨年秋、衆議院選のマニフェストで提案したのは道路公団の廃止であり、通行料金の無料化だ。40兆円の借金を2%公債発行で借り換え、その返済期間は40年間、道路財源の一部でまかなうという案が通らないことは残念でならない。
《青年に夢を、壮年に豊かさを、高齢者に生きがいを!》
早朝、駅頭に立ち、足早に駅に吸い込まれる通勤客にチラシを配り、参議院選挙に向けたお訴えをする。私の「お早ようございます」の呼びかけにチラリとこちらを見て下さる方もあるが、多くは不機嫌。郊外から東京へ満員電車に揺られての毎朝の通勤、本当にご苦労様と頭が下がる。
働く世代の多くは千葉のような東京近郊に住み、都心に通う。朝7時前に家を出、帰るのは夜の8時、9時。もっと遅い人もいる。人生の大きな部分を会社に捧げ、家族を養う。職住接近とは程遠い生活。東京一極集中の問題点だ。時々政治課題となるが、首都移転の問題は地価高騰と共に起こり、地価下落と不況と共に消えていく。現在、不況の中で栄えているのは東京、地方はその煽りを食っている。
そうした中で考える。21世紀 日本のような成熟社会の中での人々の望ましい生き方、暮らし方について。
そして達した結論はやはり「医・職・住」の充実。医はいざという時のための医療、介護、年金。職は職場の安定、雇用創出。住は住環境。子どもや高齢者に目のいきとどく緑豊な地域社会。そして、子どもに夢を、若者に希望を、壮年には豊かさを、そして高齢者には安心と
生きがいを与える社会。その実現のために、やはり政権交代で日本を変えなければと思う。