新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!
《2004年 年の始め》
今年の元旦は穏やかな天気に恵まれた。宮中参賀に始まり、千葉市の賀詞交歓会、連合千葉の旗開きなど新春の集いに参加し、新しい年を祝った。ご挨拶の多くは「景気には一部明るい兆しは見えるものの、経済は依然として厳しい‥‥」に始まるものだったが、現実には長い不況のトンネルを通って業績が上向いてきた企業とそうでない企業との二極化が生まれていること。その差は多くの場合、血の滲むようなリストラの結果である。かつて日本的経営としてもてはやされた終身雇用、年功序列賃金など日本社会の安定の基礎とされていた前提が崩れ始め、働く者一人びとりが厳しい状況におかれている今ほど、働く者の団結、協調が必要な時はないという思いを今更ながら深くする。
《第159回通常国会》
1月19日通常国会が始まった。総理の施政方針演説他外務・財務・金融3大臣の演説を受けて、衆・参で代表質問が行われたが、少なくとも参議院における
総理は演説にしろ、答弁にしろ、気の抜けた風船のよう。国難に立ち向かうリーダーとしての気迫が全然感じられない。景気はもとより、イラク派兵問題、北朝鮮問題、赤字財政、年金医療問題、税制改正、地方分権など難問山積の中、やる気のない総理の下で、日本はどうこの難局を切り抜けるのだろう。
先の衆議院総選挙で民主党は少なくとも千葉では13選挙区中、比例復活を含め、12の選挙区で当選者を出し、自民党を制した。今の日本を何とかしなければと願う国民の期待に、あと一息で応えることができる。政権交代でしか日本は変えられない。次の参議院選挙はそれに向けてのステップとならねばと心に誓う。
《GLOBE・水と循環型社会シンポジウム》
超党派の国会議員から成るGLOBE 地球環境国際議員連盟が新春恒例のシンポジウムを憲政記念館で開催した。昨年3月、日本で開催された世界第3回水フォーラムを受けての世界や日本での様々な取り組みを紹介し、問題点を浮き彫りにするのがねらい。「新たな"水"意識の改革を目指して〜21世紀の水を守る」がそのテーマ。
第3回水フォーラムで議長を務めた橋本龍太郎GLOBE Japan会長の冒頭の挨拶に始まり、小池百合子環境大臣の「不法投棄のない社会をめざして」の基調講演、千葉県環境課の職員で不法投棄についての本を出版した石渡正佳氏と廃棄物処理会社を経営する千葉県の大手興産社長の山上毅氏の講演が続いた。
きちんと処理されない"ゴミ"が土壌、ひいては水系を汚染し、私達の健康被害に繋がることを説得力をもって訴える内容のものだった。
水に関して言えば、日本人は現在食糧の6割を海外に依存しているが、農産物は実はほとんど水分から出来上がっている故、水を輸入しているようなもの。
その水だが、地球上には存在する水の97.5%は海水で、真水は2.5%に過ぎない。2.5%のうち1.75は北極・南極の氷であり、地下水は0.72%、湖や川の水にいたっては0.01%。その水は地球上に偏在し、多くの地域では慢性的な水不足に悩まされ、湖面は下がり、水系は細り、地下水位下り、砂漠化は進行しているという厳しい現実がある。人間にとって欠かせない水。安全な水へのアクセスのない人々が少なくない現実の中で、21世紀は水を巡る紛争が多発し、平和が脅かされるという警告が発せられる中、山紫水明、水に恵まれてきた日本が廃棄物に汚染されることなく、森と水と農業をいかに持続可能に維持していくかが大きなチャレンジである。
《レジオン・ドヌール勲章》
この度、夫がレジオン・ドヌール勲章をフランス政府から頂いた。フランス大使公邸での素敵な受賞セレモニーの後、嬉しかったのは彼の学生さん達が
パーティを開いてい下さったこと。学生といっても大学で教えた方達ではなく、彼が20年間毎年続けてきた高校生のための夏のセミナー参加者OBの方達だ。
彼らは湧源クラブという会を作り、会誌を発行し、研究発表をしたりして長年交流を続けてきた。その数は今や1000人を越え、社会のさまざまな分野で活躍している。夫が数学の研究だけでなく、独自のやり方で人材の育成を行ってきたプロセスを身近で見守った者として、ほのぼのとした思いである。