広中和歌子FaxNews第27号(2002年4月23日)


急ぎ過ぎた春、 桜も桃も藤も一斉に花開き、早々と散っていきましたが、新緑のゴールデンウィークを楽しまれますよう!

《政治に新風を》

鈴木宗男議員の疑惑と自民党離党、加藤紘一・辻元清美両氏の議員辞職、井上裕参議院議長辞任。この数ヶ月間、政界の大小様々なスキャンダルがマスコミを賑わす毎日、身の処しようのない苛立ちを感じています。そんな中4月20日多摩市の市長選挙最終日、応援に出掛けました。私達民主党が推薦したのは"市民派"の阿部裕行候補、チラシや宣伝カーで"もう役人も政治家もダメ!"と訴え、今こそ民間センスで多摩を変えよう!と呼びかけていました。応援する人々も選挙は初めてという人ばかり。しかしそれぞれしっかりした口調で阿部さんへの応援の弁を語っていました。
明らかに市民は変化を求めています。政治も行政もビジネスも、今までの馴れ合いのおかしさに気づき、別のやり方、透明で分かりやすい参加型システムを志向しています。そのことに気づかない政党と政治家、行政と役人、企業と経営者は時代から取り残されてしまうでしょう。
選挙の結果は多摩市役所で30年のキャリアを持つ渡辺幸子氏が当選。汚職事件で逮捕された前市長に代わり「市政の信頼回復に向け、全力をあげる」とのこと。多摩市のためにご健闘を祈ります。

《外交防衛委員会にて》

マスコミのスキャンダル報道の陰で国会では法案の審議が連日各委員会で活発に行われている。わが外交防衛委員会でも田中大臣から川口大臣に代わってテレビカメラの台数は5台から1台になり、マスコミの注目度は極端に減ったが、参議院先議のオゾン層に関わるモントリオール議定書改定やダイオキシンなど残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約承認などが通過。一般質疑でも拉致事件、イスラエル=パレスチナ紛争、不審船引き上げ問題など多くのテーマで討議が行われている。拉致事件では有本さん、横田さんのご両親が参考人として招かれ、長きにわたって音信の断たれた子供の安否を切々と訴えられた。その後外務省や警察などから外交防衛委員全員で事情聴取を行った。その際、私の関連質問で分かったことをお知らせすると:平成12年中に捜索願を受理した家出人97,268人、性別では男性58,946人(60.6%)、成人が71,854人(73.9%)、19歳以下25,414人(26.1%)、無職者34,026人(35.0%)、原因として家庭関係20,566人(21.1%)、事業関係13,159人(13.5%)、平成12年家出人のうち所在確認された人は87,223人である。従って未確認者は約一万人である。

《成田空港と私権の制限》

1978年滑走路一本で開港した新東京国際空港の二本目の滑走路がようやく完成。しかし、それも空港反対派の用地買収拒否で予定の2500mより短い2180m、これでサッカーワールドカップに間に合うと関係者はホッと胸をなでおろしているという。それにつけても世界の国々が四本、五本の滑走路を所有するハブ空港を持っている中で日本の航空事情のこのおそまつさ・・・情けないとしかいいようがない。日本国憲法の中で、個人の権利と併記して"公共の福祉に反しない限り"と私権が制限されているのに、わが国では『公共の福祉』の部分について大きな議論にならないのはなぜだろうか。
日本への武力攻撃に対応するための有事立法が閣議決定され、いよいよ国会審議に入るが、『公共の福祉』と『私権の制限』についての掘り下げた議論を期待したい。

《第4回民主党千葉県連定期大会》

去る3月28日第4回民主党県連大会が開会、役員の改選や今後の活動方針が決定。不肖私が引き続き会長として留任、他の役員人事も大きく変わらず。活動方針として民主党県連組織の強化、党員、サポーターの募集や昨年に続き市町村の要望を聴く「出前民主党」や男女共同参画委員会主催の講演会などの取り組みが紹介された。私も7月13日(土)に「これからの教育」というテーマで講演する。
尚、党員・サポーターの入会のお願い、重ねてよろしくお願い申し上げます。

《地球憲章》

昨年末、地球憲章推進日本委員会が80名にのぼる著名な方々の賛同をいただいて発足し、事務局をGEA(地球環境行動計画)が引き受けてくれることになった。その事務総局長小杉隆前文部大臣と共に小泉総理を訪問、来る8月末南アフリカで行われるヨハネスブルク環境サミット等で日本政府として地球憲章のサポートをお願いした。
さらに、遠山文部大臣にも会っていただき、教科書やホームルームの副読本など様々な形で地球憲章を扱っていただくようお願いした。
この『地球憲章』普及にあたっては、どなたでもそれぞれの立場で行っていただければ有難いと存じます。
テキストとして使えるブロシュアは私の事務所、あるいは新しいGEAの事務局(TEL:03-3503-7484 FAX:03-3503-6953 E-mail:gea@gea.or.jp)に用意してありますのでご遠慮なくお申し込みください。改めてお願い申し上げます。